【衝撃】米マクドナルド、多様性目標を廃止！トランプ政権発足で風向き一変…日本への影響は？

　企業のDEI（多様性、公平性、包括性）の取り組みが、企業の経営や社会にどのような影響を与えているのか、改めて考える必要があると感じます。昨今のDEIの取り組みは、一部では行き過ぎている部分があったのではないでしょうか。ポリコレ（ポリティカル・コレクトネス）疲れの声も、よく耳にしますし。

　トランプ政権がDEIに懐疑的なのは知っていましたが、それが企業の決断にまで影響を与えるようになってきましたね。ここまで一気に揺り戻しが出てくるとなると、スレッドでも言われていましたが、どの企業も本音ではDEIに不満を抱いていたのかもしれません。

　日本企業も、この流れを受けて新たな対策が必要になってくるかもしれませんね。特に、アファーマティブ・アクションや逆差別といった問題については、慎重な議論が必要でしょう。

　ただ、多様性を完全に否定するのも、それはそれで違うのかもしれません。能力や実績に基づいて評価されるべきなのは当然ですが、同時に多様な意見や価値観を尊重することも、社会にとって大切なことだと思います。

　ここ数年は、その動きがあまりにも行き過ぎて、お互いにとってかえって窮屈な状況になっていたのかもしれません。
　また、この理念を悪用し、多様性を盾にして自らの利益を貪り取ろうとしたり、社会の分断を煽るような勢力が出てきたのも、世間の反発を食う一因になっていたのでしょう。

　今回のマクドナルドの決定は、多様性について改めて考える良い機会になるのではないでしょうか。