【国際】トランプ大統領「性別は男女のみ」に外報部デスク「LGBTQ+には才能ある人、ビジネスで成功した人も多く、アメリカは受け入れてきたが…」トランプ2.0に懸念
【国際】トランプ大統領「性別は男女のみ」に外報部デスク「LGBTQ+には才能ある人、ビジネスで成功した人も多く、アメリカは受け入れてきたが…」トランプ2.0に懸念
配信元:令和の社会・ニュース発信所
いよいよ始まった「トランプ2.0」。
トランプ大統領は「常識の革命」として不法移民対策などに加えて、「生物学的な男女のみを性別として認める」との大統領令に署名した。
これは、出生時に決められた性別と性自認が異なるトランスジェンダーや、男女の枠組みにあてはまらないアイデンティティーを持つノンバイナリーの権利を否定するものだというが、なぜこのような方向に舵を切ったのか?
ANN外報部の斉木文武デスクは「トランプ大統領のコアな支持層であるキリスト教保守派の人たちにとっては念願であったため“響いた”だろう。トランプ大統領はホワイトハウスで挙げた“これからやることリスト”に『過激なジェンダー主義から女性を守る』というものが入っている。実は、最近トランスジェンダーの方が高校や大学における女性のスポーツ大会で好成績を残し、(対戦)相手がボイコットしたことが大きなニュースになった。これにはコアなキリスト教保守派の“少し外側”にいる中間派の人たちも違和感を持った。そういった人たちへ向けた施策ではないか」と説明した。
btrax CEOのブランドン・片山・ヒル氏は「難しい問題だ。これは“グラデーション”の世界になってくる。トランスジェンダーやLGBTQ+の考え方自体には反対しない人もいる。また地域差もある」と述べた。
さらに斉木デスクは「LGBTQ+の人たちの中には才能のある人、ビジネスで業績を残す人もいる。アメリカはそういう人を受け入れてきたからこそ、多くの人がやってきた。だからこそ、トランプ大統領による常識の革命が本当にアメリカ社会を前に進め、豊かになることに繋がるのかは疑問だ」と懸念を示した。
(『ABEMAヒルズ』より)