【社会】2024年に倒産・廃業した医療機関 2000年以降で最多に
【社会】2024年に倒産・廃業した医療機関 2000年以降で最多に
配信元：令和の社会・ニュース発信所
2024年の医療機関の倒産・廃業が過去最多というデータは、医療界の現状を如実に示しています。これにより、多くの患者が必要な医療サービスを受けられなくなることを懸念しています。特に地方の医療機関はその影響を大きく受けており、地域住民にとっての「かかりつけ医」が失われる危機感を持っています。私たちはこの情報を無視するのではなく、対策を講じていくべきです。
去年1年間で倒産や廃業した医療機関の数が2000年以降最多だったことが、帝国データバンクの調査で分かりました。病院団体は、緊急的な財政支援などを厚労大臣に求めました。
「日本病院会」などは福岡資麿厚労大臣と面会し、半数以上の一般病院が赤字になっているとして緊急的な財政支援措置などを求めました。
帝国データバンクによりますと、去年1年間に倒産や廃業した全国の医療機関はあわせて786件に上り、2000年以降で最多となっています。
「とにかく今、病院の経営が非常に危機的な状況になっている。本当に地域の医療の破綻につながってしまうというぐらい、我々危機感を持っております」（日本医療法人協会・太田圭洋副会長）
病院の経営危機は物価高騰に対し診療報酬の改定が追い付いていないことや、医薬品の費用が上がっていることなどが原因ということです。（ANNニュース）
