楽天新人選手合同自主トレが打ち上げ! ドラ1宗山は春季キャンプに3種類のグラブを持ち込み本命を探す
楽天新人選手合同自主トレが打ち上げ! ドラ1宗山は春季キャンプに3種類のグラブを持ち込み本命を探す
配信元:E速@楽天イーグルスまとめ
キャンプを前に吉納の目の手術以外に拾いきれなかったニュースを一人ひとつ取り上げてみたけれど
皆メディアに取り上げられていていい感じ
德山の怪我だけが残念
楽天ドラフト2位・德山一翔投手(22)=環太平洋大が15日、新人合同自主トレ5日目で初めてボールを握り、ネットスローを約15球実施した。入団時のメディカルチェックで左肘の炎症が発覚。ここまでノースローが続いていたが、リハビリの一環としての”初投げ”だった。「状態を確かめるような感じ。(久しぶりに投げて)楽しいです」と話した。
この日のネットスローを経ての状態を見ながら復帰への道筋を考えていく。
4年連続でセンバツ出場を決めた母校から大きな刺激を受けた。「もうほんと最近はずっと出てるんで、当たり前な感じになってきちゃってます。でも、もちろんすごいうれしいです」。甲子園で快投はならずも、自分の努力次第でプロ入りできることを証明。「ほんとここまで積み重ねてきて、やっとスタートラインに立てたと思います」。先輩として負けていられない。
高1の冬、高3夏の引退後、大学3年夏の計3度、右肘をクリーニング手術。投球再開まで半年のリハビリを要し、なかなかスピードも戻らない日々も続いた。それでも万全の状態に戻れば打者を抑えていたこともあり「ちゃんと投げられるようになれば、問題ない」と心が折れることはなかった。
背負うものもある。今年の4月で所属していた「日鉄ステンレス」が日本製鉄と合併することで”消滅”する。「”日鉄ステンレス”という名前を背負う、唯一のプロ野球選手になります」と江原。ここまで成長をサポートし、プロへ送り出してくれた人々へ、結果で感謝を伝えるつもりだ。
9日から始まった新人自主トレの現状は「みんなレベル高いんで、トレーニングでも自分は体も小さいし、守備とバッティングもまだまだです」と課題をみつめた。同期の肩の強さや技術に刺激を受けながらも、同じ内野手の宗山塁(21=明大)からは守備のタイミングの取り方のアドバイスを聞き、打撃に関しても、「吉納さんと宗山さんをずっと見て、まねしてます」と吸収を忘れない。
先輩からは精神面でのアドバイスも受けた。オフの前夜には、宋家豪投手(32)と簫斉投手(19)の台湾トリオで焼き肉へ行ったという。初めて会った宋から「プロに入ったら、今日のバッティングが悪くても、新しいのは明日、昨日の感じは関係ない」と切り替えの大事さを学んだ。