【江南タイムズ】日本のトンカツは韓国発祥?新たな視点から見る料理の歴史
【江南タイムズ】日本のトンカツは韓国発祥?新たな視点から見る料理の歴史
配信元:ゆるゆるプレイス
1 @仮面ウニダー ★ :2025/02/16(日) 12:36:32.14 ID:W0XJ9X0a
しかし、実際にはトンカツの元祖は日本ではなく、オーストリアだという。

(出典 contents-cdn.viewus.co.kr)
料理研究家のペク・ジョンウォンは以前、トンカツの由来について「トンカツの元祖はオーストリアの『シュニッツェル』だ」と
説明したことがある。シュニッツェルは薄切りの肉にパン粉をまぶして揚げた料理で、現在我々が知るトンカツと非常に似た形をしている。
シュニッツェルは19世紀のオーストリア=ハンガリー帝国に起源を持ち、特に「ウィンナー・シュニッツェル」が最も有名だ。
この料理は仔牛肉を叩いて薄く伸ばし、小麦粉、卵、パン粉の順で衣をつけて揚げたもので、サクサクとした食感とあっさりとした
味わいが特徴だ。その後、イタリアを経て日本に伝わり、日本では豚肉を使用して「トンカツ(豚カツ)」という名称で定着した。
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日本で「トンカツ」という名称が付けられた経緯も興味深い。英語の「ポークカツレツ」に由来する日本語の「カツレツ」が短縮され、
そこに豚を意味する「トン(豚)」が加わって「トンカツ」という名称が誕生した。
その後、日本では様々なスタイルのトンカツが発展し、日本式洋食文化の中心的な料理として位置づけられた。
韓国でトンカツが本格的に広まり始めたのは1930~40年代の日本統治時代だった。日本を通じて伝わったトンカツは、1960年代以降、
洋食店の登場とともに徐々に大衆化した。当時、トンカツは高級料理とみなされ、特別な日にしか食べられない特別なメニューだった。
その後、「王トンカツ」という形で食堂や軽食店でも販売されるようになり、より多くの人々が楽しめる料理となった。
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現在、トンカツは韓国人にとても馴染み深い料理として定着している。特に高速道路のサービスエリアで販売される人気メニューの一つで、
最近の資料によると、チュソク(秋夕)の連休期間中にトンカツは17億9,900万ウォン(約1億8,860万円)相当が販売され、
サービスエリアの人気メニュー5位にランクインした。これは韓国人がいかにトンカツを好んでいるかを示す一例だ。
このように、トンカツは元々オーストリアに起源を持つが、日本を経て韓国でさらに発展した形で定着している。
今では単なる外食メニューを超え、韓国式手作りトンカツや洋食風トンカツ、辛味トンカツなど様々なバリエーションのメニューが誕生し、
韓国人の味覚に合わせて進化している。しかし、そのルーツを辿ると、日本ではなくオーストリアから始まったという点が興味深い。
2025年02月15日
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