早川が真っすぐで押し込み4回無失点「継続しながら来週も」内は1回無失点「納得してやっていく」江原は1回無失点で開幕1軍へ「自分のボールを投げることを第一に」

（出典：ニッカンスポーツ）

開幕投手を務める楽天早川隆久投手（26）の真っすぐが光った。

2回、4番石川昂を145キロで中飛、続く細川は146キロで3球三振、最後は中田を147キロで右飛と中軸3人への結果球はすべて直球。「しっかり手元まで強さは残っていたというところとバッターの（バットが）ボールの下に入ってくれたので、フライアウトを割と多く取れた。そこもバロメーター的にも良かった」。試合を通して140キロ台後半のボールで押し込んだ。

（出典：スポニチアネックス Sponichi Annex）

最速149キロを計測し、「先週は真っすぐの状態が微妙だったんですけど、修正できた」と笑った。

　3回まで完全投球。4回に山本、カリステに連打を浴びて1死一、二塁のピンチを背負ったが、石川昂を131キロの外角チェンジアップで見逃し三振、細川を121キロカーブで三ゴロに仕留め、「全体的に状態は上がってきた。これを継続して来週（28日のオリックス戦）も入っていこうと思います」とうなずいた。

（出典：スポーツ報知）

投手陣は宋家豪（３２）が右膝半月板手術、酒居知史（３２）が右肘トミージョン手術をそれぞれ受けて長期離脱中。経験豊富な投手が開幕前に欠ける事態となった。その状況下で、２０２３年は中継ぎで５３試合に登板した内が“復帰”。キャンプ時の練習試合では先発したこともあり、内も「先発をやりたい気持ちはある」と正直に話しながらも、「チーム状況もありますし、僕自身納得してやっていく。しっかり準備していけたら」と前向きだ。どんな場面でもチームの勝利のために力投する。

（出典：スポーツ報知）

これでオープン戦は３試合連続無失点と結果を残し、「自分のボールをしっかり投げることを第一に考えている」。投手陣ではルーキー唯一の開幕１軍に向けて、「自分としてのアピールはできているかなと思う」と自信をみせた右腕が、これからも好投を続ける。