「魔が差した」「励ましのつもり」児童生徒の体触る 小学校、高校の教諭2人を免職処分
「魔が差した」「励ましのつもり」児童生徒の体触る 小学校、高校の教諭2人を免職処分
配信元:知りタイムズ
千葉県教委は15日、児童生徒の体を触るわいせつな行為をしたとして、県内の公立小学校と県立高校に勤務していた、いずれも20代の男性教諭2人を免職の懲戒処分とした。
県教委の懲戒処分は本年度13件となった。
県教委教職員課によると、小学校の男性教諭は昨年7月中旬、県内の施設で少女の体を触るなどした。
8月上旬、少女の関係者が教頭に報告して発覚。
聞き取りに男性教諭は行為を認め「魔が差してしまった。謝罪してもしきれない」と話している。
教諭は昨年10月17日に不同意わいせつの疑いで県警に逮捕され、11月に不起訴処分となっていた。
県教委は被害者保護を理由に、行為の内容や被害者との関係性を公表していない。
県立高校の男性教諭は昨年6月上旬から9月下旬まで、顧問を務める運動部に所属する女子生徒2人に校内外の練習場所で体を触るなどのわいせつな行為を繰り返した。
10月下旬に生徒の関係者が教頭に報告した。同部の他の生徒からも教諭から身体接触を受けたとの訴えがあったという。
教諭は聞き取りに「励ましのつもりだった」と弁明し「生徒たちに不信感を抱かせて申し訳ない」と述べている。
県教委の担当者は「県民の信頼を裏切り申し訳ない」と謝罪。再発防止策として、性暴力を受けた児童生徒の声を基にした資料を新たに作成し、各学校に配布した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ebadb3fb7738bc41f6c80b1f759512cf56e0d1f